健康食品のなかで、目立たない脇役ながらも、実力の高いラクトフェリンですが、同じように普段は実感することが無くとも、その実力では人気の高い緑茶?カテキンです。そもそも緑茶は中国雲南省が原産とされています。中国から日本に本格的にお茶が伝わったのは鎌倉時代、発酵法によって多様な種類がある中国茶に対して、日本茶は発酵させない緑茶が主です。近年、さまざまな生活習慣病を予防するカテキンのパワーが注目されています。煎茶、湯のみ茶わん1杯(80g)にはカシウム600mg、ビタミンCが100mg、葉酸が200μg含まれています。つまり緑茶はβ―カロテンやビタミンCを豊富に含んでいるのです。とくに抹茶は栄養素が多く、癌の予防や免疫力強化に有効です。緑茶の渋味成分であるカテキンはポリフェノールの一種で、細菌の繁殖を抑える働きがあります。さらに最近の研究では、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌やコレラ菌、インフルエンザウイルスなどの繁殖を抑える効果も明らかになりました。またカテキンは、消化酵素の働きを抑え、脂肪や糖分の吸収を防ぐ働きがあるため、緑茶をたくさん飲めばダイエット効果が期待できます。煎茶、番茶、玉露のなかで、最もカテキンの量が多いのは煎茶です。カテキンは強い日ざしを浴びて育った葉に多く含まれるため、茎が混じった番茶や、日光をさえぎって栽培された玉露のカテキン量は、煎茶に劣ります。高温の湯で淹れた緑茶ほどカテキンの量が多くなるので、効率よく摂るには、煎茶を高温で淹れ、茶葉をまめに取り替えるのがポイントです。茶の葉をひいた抹茶は、緑茶の栄養をまるごと摂ることができます。そして緑茶のカテキンやビタミンCは、一煎目で3分の2ほど抽出されますが、あとは茶ガラのほうに残ってしまいます。有効成分を無駄にしないためには茶葉を食べる工夫をしましょう。細かく刻んでからヨーグルトや牛乳に混ぜたり、天ぷらの衣に混ぜる、ふりかけにするなど工夫次第で簡単に摂取できます。

